スイスはジュネーヴにておこなわれる恒例のジュネーヴモーターショーにて、以前からウワサされていたアウディのMiToのGTAバージョン(コンセプト)が発表されました。何といっても147以来、数年ぶりのGTAなので、やる気存分に感じられます。明らかにノーマルとは違い大きなインテークが穿たれたフロントマスクや、アグレッシブに張り出した前後フェンダー、プロペラのような曲線を描くホイール、スポイラーも兼ねた形状に変化しているトランクリッド、リアには空気の流れを制御するディフューザーがつき、マフラーはセンターに2本出しています。考えただけでもすごい気合の入れようですよね。 中身もちゃんと気合が入っています。もともとGTAとはGran Turismo Alleggeritoの頭文字を取って名付けられており、意味は軽量化された高性能車となるのです。このAlleggeritoの部分は「軽量化」という点が歴代のGTAシリーズでは最大のキモで、今回のMiTo版でもそれが徹底的におこなわれています。ルーフやドアミラーやリアスポイラーをカーボン素材にして、ブレーキやシャーシの一部をアルミ化しています。具体的な数値データが発表されていませんがこれだけでもノーマル比で随分なシェイプアップになっているはずです。軽量化だけでなくエンジンもノーマルとは全く異なり、147/156のGTAではアルファ伝統の3200ccV6エンジンを積み、260psを発揮しましたが、今回は排気量こそ1742ccながらターボエンジンにすることで、240psを発揮することができました。
アルファ155の後を受け継いで1998年に日本デビュー(本国はその前年)したアルファ156は、1998年のヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し、日本でもグッドデザイン賞を受賞するなど各賞を総なめしました。販売台数も空前の人気となり、2000年にデビューし同じく大ヒットを記録したアルファ147とともに、傾きかけていたアルファロメオブランドを再建した立役者となりました。そのアルファ156には大きく分けて3つのモデルが存在します まずデビューから2002年までの前期型と2002年から2003年までの中期型があります。前期から中期までの主な変更点は2リッターツインスパークエンジンを、直噴エンジン「JTS」に変更し、ステアリング、インパネ周りのデザインを147と同じイメージに変更、フロント/リアバンパーのモール、ドアミラーをボディ同色にして、3.2リッターV6グレード「GTA」の追加しました。2つの見分け方はボディ同色のバンパーモール・ドアミラー、インパネ周りのデザインで見分けることができます。2003年から2005年までの後期型の主な変更点はフロントフェイスを大幅変更し、リア周りのデザインを変更しました。大幅に変更されたフロントフェイスが見分けポイントです。